桃浦かき生産者合同会社の足跡

日本初の水産業復興特区として歩み始めた桃浦かき生産者合同会社。
設立までのさまざまな出来事には、多くの人々の想いがありました。
ふるさと桃浦の未来を拓くべく、今また新たな挑戦を続けています。

2013年の足跡

2月

●釣船船頭講習会(漁業者全員の船頭資格取得)

3月2年ぶりの初出荷

●初出荷 350kg

4月日本初の特区認定

●県が復興局へ水産特区申請

●復興庁が水産特区を認定

5月

●第一回通常社員総会を開催

7月

●区画漁業権免許申請

●桃浦漁港用地貸付契約締結

●新造漁船「新開丸」進水式

8月企画でふるさとに笑顔を

●桃浦加工場の地鎮祭

●牡鹿漁師学校開催

●県知事より区画漁業権認定公布

9月

●水産復興特区での「桃浦かき生産者合同会社」スタート

10月おいしさ届け!桃浦かき

●2013年度初出荷 450kg

11月新造漁船「新開丸・共進丸」

●新造漁船「共進丸」進水式

ふるさと桃浦の未来

地愛郷心が海とともに拓いていく桃浦の未来。

「桃浦に集う笑顔、喜びが広がる。
故郷の海とともに新たな一歩へ。」

2014年1月、生産・加工・出荷までを一体的にできる桃浦かき加工場が完成しました。桃浦の浜に位置する小さな社屋のすぐそばには寮もあり、新入社員が日々、技術を磨いています。そして2014年夏には、やっと集団移転先の宅地造成が完了する予定です。震災から約3年、特区の話題がメディアで紹介されるたび、故郷を離れた人々にも“今の桃浦”の様子が届きます。桃浦に少しずつ笑顔が戻っています。

「若い力を集めて、活気を呼んで。
未来への挑戦は始まったばかり。」

2012年8月に地元漁師15人でスタートした桃浦かき生産者合同会社。設立から1年半後には社員が増え21人に。さらに加工場の完成に伴い、今後は社員を40~50人増やす予定です。また2014年春には高校卒業者などの若手の採用も。まずは安定経営のため、まずは単年度の黒字化をめざします。漁業の一日も早い完全復興をめざし、そしてふるさと桃浦の集落再生へ。未来への挑戦は着々と進んでいます。